「肉のいろは」は、平成22年4月1日から同年5月11日までの間(以下「当該期間」という。)で確認できた範囲では、アメリカ産の豚肉を使用した豚トロ11.7kg、豚ロース387.2kg、アメリカ産及びメキシコ産の豚肉を使用した豚ヘレ113.9kg、アメリカ産・カナダ産及びメキシコ産の豚肉を使用した豚肩ロース905.8kg、豚バラ930.6kgを国産と表示して一般消費者に販売したこと。また、当該期間で、豪州産の牛肉を使用した牛リブロースステーキ89.64kg、牛上赤身ブロック(モモ)33.4kgを国産と表示して一般消費者に販売したこと。 」以下略
「大阪府報道発表資料」
毎日新聞「偽装表示:「隣の店に負けないために」大阪の食肉業者」
わずか1ヶ月の間にこれほどの偽装をおこなっていたとは、もう逆にゆうと「天晴れ」です。
しかも数年前から偽装していたとのこと。
もちろん経営者がもっとも悪いのだが、一体全体、従業員はなにをしていたのだろうか?
だまって見過ごしてきたのだろうか。
当店では作業のほとんどを身内ではないスタッフが担当しています。
偽装など指示しようものなら、反発をくらいそうな勢いですし、私自身そんな指示できません。
というかそうゆうように従業員を厳しく指導してきました。
「二つの業者は同じショッピングセンター内の隣同士で営業。お互いに「隣の店がやっていた。競争に負けないために表示を偽った」などと話しているという。」
肉業界は、熾烈なな競争環境の中にあります。
しかも口蹄疫などの風評被害や相場上昇で瀕死の状態です。
まだまだ全国に同じような肉屋があるのではないか。
農水省は口蹄疫で大変だとおもうが、がんばってほしいものです。
「このため、JAS法に基づき、平成22年7月12日付けで改善の指示を行いました。」
改善ですむ話なのだろうか・・・この業者のおかげで、善良な肉屋が何件とつぶされてきたでしょうに。