ようやくメスが入るのか。
消費者はもちろんそうだが、肉業界に携わる人々の思いはまた特別かもしれない。
「メニュー表示厳密化でシャケ弁当が「ニジマス弁当」になる?」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140202-00000015-pseven-soci
昨年来の食品偽装問題で、消費者庁が表示の厳密化に動いている。
特に飲食店でのメニューがやり玉に上がっている。
ようやく、回転寿司の表示にもメスが入ることになりそうだ。
もちろん業界団体は激しく抵抗している。
「メニュー名が定着しており、(代用魚の名前の表示だと)消費者が混乱する」」
なにをいっているのだろう。
問題は「代用魚」だ。
上記の記事で言えば、鮭は、実はニジマスだ。サーモントラウトだ。
一言いっておこう。
「代用魚が許される業界で、本物なんか使われていないでしょうよ。それは偽装ですよ。」
すき家(すき家ごめん)で朝食には鮭定食がある。 この鮭定食の鮭に一瞬でも本当の鮭が使われているだろうか。
(もしかしたら一匹分くらいは使われているのかもしれないけど)。
これが「ニジマス定食」になってしまったら、やはり消費者はちょっとひくだろうという気持ちはわかる。
適正な表示をすれば外食業界は大変な局面を迎えるだろう。でもやってほしい。子供の未来のために。
私の五ヶ月の次男がやけに反応をしめした「ホタテ」は本当にホタテであってほしい。でもそうじゃないなら、そう表示して、きちんと理解をした上で食べさせてほしい。
サーモンのにぎりが、実は「ニジマス」かもしれない。でもいいじゃないか(写真はイメージです)。
ブリのにぎりが、実は「イボダイ」かもしれない。でもいいじゃないか(写真はイメージです)。
大トロのにぎりが、実は「ガストロ」かもしれない。でもいいじゃないか(写真はイメージです)。
鯛のにぎりが実は「テラピア」かもしれない。でもいいじゃないか(写真はイメージです)。
ネギトロが実は「アカマンボウ」かもしれない。でもいいじゃないか(写真はイメージです)。
合鴨のにぎりが実は「アヒル」かもしれない。でもいいじゃないか(写真はイメージです)。
(あ、これはうちも問題だ)
言いたいことはこうだ。
代用魚というのは、「足りない時に使うかもしれない」とかじゃないでしょ。ずっとその代用魚つかってるんでしょ?ホンモノ使ってないんでしょ?じゃ、その代用魚の名前をきちんと表示しましょうよ。
ということ。併記からでもいいじゃない?