6/15 日本経済新聞によると、
日本経済新聞_20100615_牛肉
牛肉の高級部位の取引価格が下落基調とのことです。
口蹄疫で「殺処分が行われているのに逆なのでは?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。記事の例では3等級の肩ロースが前年同期比で5%の下落。ロース・ヒレで3%の下落。
口蹄疫の影響で、輸出が停止されていて荷余り感があるのはわかるのですが、現実的な原因としてはやはり景気の悪さでしょう。
高級品が振るわないとなると、余波をくらうのが、低級品。
ロースが高く売れなければ、モモやウデなどのすそモノに単価のしわ寄せが来ます。
モモやウデなどはじわりじわりと値を上げており、肉屋の経営にジャブを与えています。
ともはや冷静に書く余裕のレベルではなくなってきております。