決して「食べてはいけない」ということではありません。
でもごまかされてはいけません。
見た目はものすごく霜降りでも、とても固かったり、まったく味がない場合があります。
今回は、そんなお肉の代表例を紹介します。
それは「ハンキングテンダー」です。
主に、アメリカ産とカナダ産が現在流通しています。
日本名で、「サガリ」という部位です。内臓の中に、一本ぶら下がっているような感じなのでそう呼ばれています。
下記は、そのハンキングテンダーの商品画像です。
霜降りが適度に入り、とてもやわらかくおいしそうですね。
見た目だけなら、100g400円~500円ぐらいの国産品に見えてしまいます。
焼いて食べてみるとわかるのですが、確かに非常にやわらかいです。
このやわらかさなら、幼児でも食べれます。
ただし、大半のケースで「まったく肉の味がしない」のです。脂身も水っぽいです。
*味覚には個人差がありますし、牛肉にも個体差がありますので、あくまでも参考程度にお願いします。
ですから、このお肉が100g300円以上で売られていたら、よく考えたほうがよいでしょう。
100g160円~200円なら相場といえるかもしれません。
このお肉、量販店ではよく「ソフト焼肉用」などといって、タレ漬けにされ販売されています。
特売だと100g100円というプライスも最近珍しくはありません。
大切なときに、このお肉に飛びつくと失敗するケースがあるのでお気をつけください。
それでは。