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男子の本懐:牛スネの煮込み料理

2010 年 11 月 1 日 月曜日

寒くなりましたね~。
お肉も野菜もおいしくなる季節です。

今回は、寒い冬にぴったり牛スネ肉の料理方法をお届けします。

牛スネは実は万能食材。

おでんに入れたり、ビーフシチューやカレーに入れたり。
煮込んでストックしておけば、牛スジ卵丼や肉うどん、チャーハンの具などに簡単に活用できます。

≪その1≫ 
まず牛スネ肉をお買い求めください。写真のようにお肉の表面にスジが付いてるものがあとあとベストです。
写真は2.5Kgほどのスネ肉です。
牛スネ肉ブロック

≪その2≫
牛スネの表面からスジを除去していきます。そうすると赤いお肉が見えてきます。
約300g~500gほどのスジが取れます(→その4)。
残った本体(約2.0Kg)のままではゆでにくいので1.0kgほどのブロックに分割します。
牛スネ肉スジ引き後

≪その3≫
それぞれのブロックをタコ糸でしっかりと縛ります。
簡単に縛るためには、まず縦(長いほう)に糸を一周巻いて結びます(真結びでOK)。
そして横糸で縛っていきます。最後に縦糸と絡ませるように結べばOKです。
これで煮込んでいきます。
牛スネ煮込み用縛り

≪その4≫
残った牛スジももちろん活用します。
牛引き筋

≪その5≫
香味野菜などと一緒に煮込んでいきます。上の牛すじもいっしょに煮込みます。
牛スネ煮込み
<レシピ>
牛スネブロック 1kgに対して、
 玉ねぎ1個
 にんじん1/2本
 しょうが1/2かけ
 セロリ 1/2本
 赤唐辛子1本
 水800cc
 酒もしくは白ワイン 半カップ
 塩 小さじ1

これらの材料を深めの鍋に入れて、茹でていきます。
沸騰したらふたをして2時間ほど弱火で煮込んでいきます。

<ワンポイント>
・スネ肉は一度熱湯で軽くゆで、水で洗うと灰汁が抜けます。

≪その5≫
火をとめ、ゆで汁がさめたら、完成です。
この状態で冷凍しておけば、いざとゆうときにいろんな料理に使えます。
ゆで汁は、漉して冷凍ストックにしておくと便利です。
牛スネ茹で上がり

≪その6≫
今回は、スネ肉を厚切りにカットしてゆで汁にもどし、そのままカレーにしてみました~。
牛スネカレー

次回でこの茹でたスネ肉を使ったさまざまな料理をご紹介します。

スネ肉がほしくなったら、ご連絡ください^^
info@298now.jp

もも肉を「ロース」表示 消費者庁、表示改善要請 焼き肉業界側、指針に定義なし

2010 年 10 月 10 日 日曜日

焼肉業界にメスが入りました。

日本経済新聞
もも肉を「ロース」表示 消費者庁、表示改善要請 焼き肉業界側、指針に定義なし

このことは当ブログの記事でもすこし触れています。
たまたまタマタマのような形 シンタマ

このニュースに私は非常に驚きました。

「いまだにこんなことやっている焼肉屋があったのか!」ということです。
どうやらまだあったようですね。

全国焼肉協会の言い分は、「食肉小売品質基準の規格と一致しない」ということのようです。

つまり、焼肉屋の「ロース」と食肉小売店の「ロース」とは定義がちがうんだよという主張です。

焼肉屋は「食感」を重視したメニュー名。お肉屋さんのように「部位」ではない。
だからモモ肉でもロースって呼んでいいよねってことらしいです。

この主張に皆さま納得できますか?

ロースのほかにも「生レバー」など、生食用に処理されていない内蔵類の提供もグレーゾーン。

似たようなことが起きてそうなのが「すし」業界。こちらはどうなるのでしょうか。

見た目にごまかされるな!その2:ブリスケコブ

2010 年 9 月 10 日 金曜日

見た目にごまかされるな!その1:ハンキングテンダー
に続き第2弾です。

繰り返しますが、決して「食べてはいけない」ということではありません。

でもごまかされてはいけません。

まずは写真を。
ブリスケ
これはすごい霜降り、値段も高そうですね。

と思った方。

だまされています。

この商品は前回と違って「国産品(黒毛和牛も含む)」なのですが、めちゃくちゃ堅いです。

写真のように切り落としになっていれば、そんなに問題ありません。

ただし、カルビのような厚さで売られていたら要注意です。

店員さんに「これ、ブリスケコブ?」とたずねてください。

もしYESなら、買わないほうがよいでしょう。

そう、この部位は「ブリスケコブ」と呼ばれています。

ブリスケコブについては、
ブリスケって、あんた誰?何?
で詳しく取り上げています。

ものすごい霜降りが入ったようにみえるのですが、この脂身部分はとても堅く、焼肉用には適しません。

ブロックでビーフシチューなどにするととてもおいしいのですが、煮込んでもやわらかくなるのに時間がかかります。

等級によりますが100g200円から300円なら煮込み用、切り落とし用で購入しても、まあ文句はないとおもいます。

以上です。