今回は「アウトドアバーベキューでかわいいあの子をゲットする方法。」の続編をお届けします。
テーマは「備長炭を使いこなす」です。
炭には大きく、黒炭と白炭があります。
前回でも述べたとおり、黒炭はやわらかく、火がつきやすいので、火種として使います。
前回はは黒炭を火種として、コンロの中に返し、その後は黒炭を追加していきました。
炭火焼でほんとうに美味しい焼肉をするためには、炭から炎が消え、白い灰をまとい、その遠赤外線でじっくりとお肉を焼くのが望ましいといわれています。
黒炭はすぐに燃え、白くなるのが早いのですが、短命です。
黒炭だけを使うと、バーベキューの間、ちょこちょこ炭を追加しないといけません。
黒炭が白くなって安定するまで、炎が上がります。
そうするとお肉を炎で焦がしてしまうことが多くなります。
そこで白炭の登場です。
黒炭で火種をおこしたら、その上に、2~3本の白炭を置きます。
白炭に火がまわるのに、45分~1時間程かかります。
ここでも基本。炭はさわらない、うちわで扇がないことです。
労力の割りには、さほど時間の短縮にはなりません。
この間にてきぱきと他の料理の仕込みをしたり、焼くお肉の準備が出来ます。
白炭に酸素を送ってみて、中がほんのりと赤くなっていれば準備完了です。
遠赤外線がんがん出ています。
(*炭は突然破裂する場合があります。顔を近づけすぎないように。)
お肉をのせると、黒炭のときには、炎が上がってきますが、白炭の場合はジンワリいぶされるという感じです。
白炭はまた長持ちします。
3時間の炭火焼で、黒炭なら3kgを使ってしまいます。
白炭なら1kg程度あれば良いと思います。(火種用に黒炭を500g)
九州食肉学問所のバーベキュー宅配サービス「楽Q便(らくきゅうびん)」
必要ならご要望に応じて白炭をお分けできます(1kg800円)
それでは今回はここまで。
炭火を使いこなして、おいしいバーベキューをお楽しみください。