牛肉輸出 口蹄疫がブレーキ 拡大基調…取引停止で暗雲

牛肉輸出 口蹄疫がブレーキ 拡大基調…取引停止で暗雲
Yahoo News

以下抜粋
「日本が家畜衛生に関する国際機関である国際獣疫事務局(OIE)認定の「清浄国」から「非清浄国」に転落したため。」

「個別協議で香港とマカオについては取引が再開されたが、「清浄国」への復帰を取引条件とする主要輸出先のベトナム、米国、シンガポール、マレーシア、カナダ、アラブ首長国連邦との取引は停止したまま」

「牛肉の輸出総量は、・・・・、09年には06年(74トン)の約8倍に相当する565トンに拡大。このうち、取引が停止している主要6カ国の合計は、輸出総額(37億7300万円)の8割を占める。」

独立行政法人農畜産業振興機構によると、

国産牛肉の消費量(出回り量) 年間400万トン弱。
この数字からみると、輸出量はまったくたいした規模ではない。
しかしながら、国内の牛肉需要が弱いなか、海外市場への輸出は魅力的だったが、今回の口蹄疫で計画が見事にくるってしまったようです。

日本の牛肉輸出は紆余曲折。
同機構によると、
「日本では、2000年3月に口蹄疫が発生し、また2001年にBSEが発生し、多くの国が日本からの牛肉輸入を中止した。その後、口蹄疫について清浄化が宣言され、BSEについても状況が改善されたが、一部の国では日本からの牛肉輸入を中止したままである。2005年末に米国が輸入を再開し、香港も2007年5月に輸入を再開した。また、2008年1月にマカオ当局が日本産牛肉の輸入解禁を公表した。」
前途多難です。