九州食肉学問所 牛肉の放射性物質検査について

九州食肉学問所・学長の山崎です。

暑い夏が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は汚染牛肉流通問題についての新しいご案内です。

九州食肉学問所が仕入れる九州産の牛肉については、外部機関による放射性物質の検査済みのものを優先的に仕入れることになりました。これによりご希望されれば検査証明書のコピーをお客様にご提示できることになります。

・2011年9月から実施です。
・ミートクレスト(本社大分市、旧キヨタビーフ)から仕入れる牛肉が対象です。当店の牛肉仕入量の約80%です。
・鹿児島県産(および九州各県)黒毛和牛については、現在のところ検査対象外です。仕入元(ナンチク・スターゼン)と調整します。
*3/27追記 鹿児島県産黒毛和牛「鹿児島黒牛」については自主検査が開始しました。

これは当店の仕入れる牛肉が被爆をしている恐れがあるという前提に基づくものではありません。
今後検査済みの牛肉が市場に流れるにあたり、お客様の混乱が増える懸念がございます。
当店も検査済みの商品を仕入れることで、お客様の不安を少しでも取り除くことができればと考えています。

ご意見等ございましたら、遠慮なくご連絡ください。

よろしくお願い申し上げます。

九州食肉学問所の食肉仕入について緊急報告

Butcher’s Cuisine 九州食肉学問所の山崎です。

当店をご利用いただいている多くのお客様が心配をしていましたとおり、汚染牛肉の流通が発覚してしまいました。
本件については、震災直後から、関東のお客様を中心に、多くの問い合わせをいただいており、皆様のご懸念がとても大きいことを真摯に受け止めてまいりました。

当学問所の仕入を調査しましたところ、震災後に福島県をはじめとする東北・関東産の牛肉、豚肉、鶏肉の仕入れはありませんでした。今後も仕入をすることはありません。

当店での指定農場分の飼料については、牛、豚、鶏とも配合飼料(輸入品)を基本的に使用しており、ご懸念の汚染されたもしくは汚染の可能性のある粗飼料(ワラなど)の使用はないと確認しています。

*7/22追記:当店の牛肉指定農場は、九州高原牧場(大分)、南牧場(熊本)井上牧場(福岡県)、ススキ牧場(福岡県)です。
*7/22追記:一部の農場では稲ワラを牛肉に与えていますが、汚染の可能性のあるものは一切使っていないと確認しています。九州全域を見ても東北地方の稲ワラの利用はないと聞いています。

黒毛和牛については、基本的に鹿児島県産を仕入れています。現状こうした問題はないことを確認しています。

また牛内蔵肉についても、大分県にありますミートクレスト(旧:キヨタビーフ)のと畜する九州産の牛内臓肉を基本的に仕入れております。

商品 生産者 産地 汚染された飼料の使用について
国産牛肉 南牧場 熊本県阿蘇市 問題なし。
国産牛肉 ススキ牧場 福岡 問題なし。
国産牛肉 井上牧場 福岡県朝倉市 問題なし。
国産牛肉 九州高原牧場 大分県竹田市 問題なし。
黒毛和牛 その都度 鹿児島県 問題なし。
豚肉 小手川豚トンファーム 大分県豊後大野市(犬飼町) 問題なし。
豚肉 久住高原豚 大分県竹田市 問題なし。
黒豚肉 沖田黒豚牧場 鹿児島県伊佐市 問題なし。
鶏肉 ジャパンファーム 鹿児島県曽於市 問題なし。
その他九州産鶏肉 その都度 九州各県 問題なし。

*7/22 追加
*本一覧表で当社仕入れの国産品の99%はカバーしています。のこりのアウトパック品・加工品については調査を進めています
*10/1 追加 牛肉の指定牧場にフタバ飼料(宮崎)が加わっています。セシウム検査対象です。

当店のネットショップ「Butcher’s Cuisine」において「国産」と表記されている、牛スジ肉(http://butcher.jp/SHOP/10200.html)
、豚切り落し肉(http://butcher.jp/SHOP/20000A.html)はスターゼンの鹿児島阿久根工場のものとなっており、産地はほぼ九州産であることしか判明していません。問題はないと思いますが、確認をしています。判明次第ご連絡いたします。

調査の必要と思われるものが出てくれば、逐次調査・公表いたします。

よろしくお願いします。

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韓国産鳥肉の輸入停止=農水省

Yahooニュース
韓国産鳥肉の輸入停止=農水省

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台湾からの合鴨肉も、鳥インフルエンザの影響で輸入停止中。

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