新年そうそうに想うこと

除夜の鐘を久しぶりに突いてきました。その直後からなぜか発熱し、元旦と2日はほぼ丸一日床に臥せっておりました。悪いものがすべてでて、快適な正月3日目となりました。 あらためてあけましておめでとうございます(笑)
小売業者の使命

除夜の鐘のあと、ふらりと入ったコンビニで、食生活のバランスを意識して「野菜ジュース」を購入しました。ラベルにも書いてあるとおり、「濃厚なジュース」をイメージしました。でもなんだか安い。でも他に選択肢がない。とりあえず手に取り、レジを済ませました。

悪い予感は当たりました。これは野菜ジュースとは到底呼べる代物ではなく、烏龍茶に野菜みたいな成分をいれたなにかでしかありませんでした。もしかすると値段相応なのかもしれません。でもパッケージから受ける印象とはほどほど遠いものでした。この直後、頭痛と咳で倒れるわけですが、この野菜ジュースとは無関係だろうとは思いたいものです。

食品の値段を安くするには次の方法があります。

  • そもそも安い原材料を使う。
  • 水で薄める。
  • 食品添加物で増量する。

安い原材料といえば、中国産が思い浮かびますよね。今年もいろいろトラブルを起こしてくれました。でもね、日本の農場で作られるものだって、すごいもの多いですよ。安く大量に作るためにはそうせざるをえないですから。 また水や食品添加物で増量すれば安い商品はいくらでも作れます。そして、それを多い隠すかのように商品のネーミングはかっこよく、パッケージはより魅力的になっていっています。

今年のコメ偽装や食品偽装、違法農薬混入でも明らかになったように、本当に良いものを安く大量に取り扱うことはいろいろな危険性がはらんでいます。近々では、(まだ原因究明できてないけど)マルハニチロの冷凍食品に危険な農薬が混入が記憶に新しいですね。 というか、今日もあらたに被害報告が出ている模様。 対応もゴテゴテです。

私は「食品添加物絶対反対」ではありませんが、大手流通業者の真似をして、お客様の健康に将来にわたって災いを招きかねない商品づくりは絶対にしないと誓うばかりです。 またそのような商品に対して、良識ある判断を提供していきたいと考えています。