これから「クッパ」の話をしよう 牛テールを楽しむためのレシピ

今回は
腰に手をあてぇおしりふりふりぃ みんなで食べよう しっぽのスープ
の番外編です。
残ったテールスープでクッパを作っていきます。
(*最後にテールスープが無いときにクッパを作る方法を書いています)

テールから肉をはずして、肉は別の皿によけておきます。
テールスープを鍋に入れます。
テールスープ

スープにニンジン、大根を入れ煮込んでいきます。
*このほかに、椎茸などを入れてもおいしいです。

野菜がやわらかくなったら、別の皿によけてあった肉を入れます。

砂糖、醤油、酒で味付けをします。お好みの味に整えてください。
分量は砂糖:醤油:酒=1:1:1が目安です。

味が決まったら火を止めます。
溶き卵を流し込み、蓋をして20秒ほど蒸らします。

クッパスープ完成
こんな感じに仕上がったら完成です。

ご飯に盛り付け
あったかいご飯(炊きたてより温めご飯がベター)に盛り付ければ完成です。

糸唐辛子でアクセント
コチュジャン、キムチなどで味を足してもおいしいですよ~。

さあ召し上がれ
さあ召し上がれ^^

テールスープが無い場合には鶏がらだしのスープ、肉にはうす切り肉を短冊カットしたものを使ってもおいしく作れます。
一度お試しください。

腰に手をあてぇおしりふりふりぃ みんなで食べよう しっぽのスープ(牛テール)

テールスープ近影
今回はテールスープです。もちろん牛テール。
牛テールやほほ肉といった煮込み用として人気で、冬場になるとすぐに売切れてしまいます。

しかし・・・・夏はまったくといっていいほど売れません!
夏場にどうしてもあまるテールをスープにして、暑い中食べています(笑)

なので、私はテールを使った料理を冬に作ったことがありません。
(どうでもいいですけど)

でもやっぱり寒い夜に食べたい~ということで今回作ってみました。

牛テール
牛テールを購入したら、周りの脂を除去し、関節にそって切り分けていきます。
まあ、ここは普通お肉屋さんがやってくれると思います。

牛テール流水で洗う。
牛テールスープの肝は、テールからじっくり血を抜くこと。水に浸け、流水で血抜きをしていきます。
表面についている汚れもしっかり落とします。
血抜きを怠ると、半透明のきれいな白濁したスープにはなりません。
30分ほど血抜きしたら、一旦テールをざるに上げます。

牛テール下処理
テールを鍋に入れ十分な量の水を入れます。
そして一旦沸騰させます。灰汁や脂が出てくるので丁寧にとっていきます。
沸騰して5分ほど煮込んだら、ざるにテールをうつして、最後の下準備をしていきます。

牛テール下処理続き
ざるにあげたテールを水洗いしながら、力をいれ、血抜きをしていきます。
ここでしっかり血を絞っておくと、きれいな色のスープになります。
*血が飛び出す場合がありますのでご注意を。

牛テール煮込み
血抜きの処理が終わったら、きれいな鍋に十分な水を入れます。
そこにテール、ねぎ(根深)、にんにく2片、しょうが2かけを入れて煮込んでいきます。

灰汁と余計な脂を取りながら、水が減ったら足していきます。
4時間ほど煮込めばお肉は柔らかくなります。

*蓋をしないまま煮込むと透明なスープになるようです(聞いた話)

今回はまた真空調理器を使いました。
30分ほど煮立てて、灰汁と脂をとったあと、真空調理器へ。あとは8時間ほどほったらかしです。
*真空調理器に鍋を入れる前に、ネギ・しょうがは取り出します。

牛テール白濁スープ
半透明な白濁スープが完成しました。すでにお肉はトロトロになっています。
これに塩で味付けをしていきます。
塩はスープの量にもよりますが、味を見ながら足していってください。
うすめの味付けにしておいて、後は召し上がる方のこのみで、塩を足していけばよいとおもいます。

最後に、塩コショウで味を調え、ごま脂をさっと振れば完成です。

牛テールスープ完成
最後に白髪ネギ、糸とうがらし、いりごまをそえて。

寒い冬には、芯からあったまります。夏場は夏ばての滋養強壮に。

ぜひお試しください。

次回、残ったテールスープから、クッパを作っていきます^^