常夜鍋と雪見鍋はご一緒に。

jyouyanabe&yukiminabe
今回はとてもシンプルな日本の鍋料理のご紹介です。
*画像の後ろに長男が映りこんでた~(汗

その名も「常夜鍋」

寒い冬の晩。毎日食べても飽きないことからこの名前がつきました。

豚バラ
材料は、「豚バラ」と「ほうれん草」。新鮮なお野菜をさっぱりしたスープでいただきます。
体もあったまる上に、胃もたれもしません。

だしと日本酒
まずは鍋スープの取り方です。
実にシンプルです。

鍋に水をはり、昆布を入れて、火にかけます。沸騰直前に昆布を取り出します。(ここまではしゃぶしゃぶと同じです。)
そして、日本酒を加えます。
水6:酒4くらいがベストです。

ちょっただしが物足りないという方は、「ほんだし」を少々いれてもいいかもしれません。

日本酒を加えたら一旦沸騰させます。

お肉と野菜
沸騰したら火を弱めて、豚バラとほうれんそうを鍋に入れていきます。
ほうれん草はすぐ火が通るので、食べる分だけ少量ずつ入れてください。

加熱
豚バラがいい感じになったら食べごろです。

*ここでも煮すぎないことが大切です。

豚バラ食べごろ
ほうれん草と豚バラをしっかりつかんで、ポン酢でお召し上がりください。

雪見鍋
この常夜鍋はほんとうに毎日でも召し上がれます。
大根おろしを加えれば、雪見鍋にもなります。

また日によっては、豚を鶏肉に、ほうれん草を白菜に替えてもおいしいです。
豆腐やきのこ類を加えてもOK。
生姜をちょっと落としてもよいかもしれません。

最後の〆はうどんでも、おじやでも。

Japanese hot pot : Syabu-syabu for beginners

Japanese Syabusyabu

We here introduce a famous Japanese hot pot, so called “Syabu-syabu” to you.

The name of Syabu-syabu comes from the onomatopoeia of waves which you make when you dip a slice of meat in boiling broth.

For Syabu-syabu, you prepare:
・thin sliced of beef and pork. beef chuck roll and pork loin preferable.
・thin sliced of carrot and Japanese white radish. Lettuce and long green onion.
・dried sea tangle and a cup of water for broth
・sesame based sause called “GOMA DARE”
・soy base sause called “PON ZU”

First of all, you make broth.
sea-tangle based broth
Put a piece of dried sea tangle(washed) into the pot with full of water.
Then boil the pot. After water boils, take the sea tangle out of the pot.
Keep the broth around 80-90°C during Syabu-syabu.

beef syabusyabu
Now take a slice of beef into the pot and syabusyabu it keeping the meat hold untill the meat turn out to be pink.

beef syabusyabu2

NOTE:
1.You must keep holding a slice of meat and not release it into the pot during syabusyabu.
2.Do not boil a meat too much.That make the meat harder.

Sesame based source
Then you steep the meat in sause.
For beef, “GOMA DARE” is preferable and for pork, “PON ZU”.
It depends on you, though.

vegi syabusyabu
After you had meats, then put sliced vegetables into the pot.

rolling vegi
You can have it with meat.

I hope you will enjoy Syabusyabu.

大人のためのしゃぶしゃぶ講座 後編

しゃぶしゃぶ講座 後編
大人のためのしゃぶしゃぶ講座 前編の続編です。
前編では必要な材料のご紹介をしました。

後編ではいよいよ食べます!
まず出汁のとり方です。
昆布だしのとり方
昆布はなるべく上質のものを選んでください。
昆布表面の汚れをふき取り、水を入れた鍋に30分ほど浸しておきます。
そして、火を入れ、水が沸騰する寸前で取り出します。
簡単ですね。

今回は素材本来の味を楽しむために、昆布だしのみをとります。
*酒や白だしを若干いれたりする場合があります。
間違っても「かつおだし」を使ってはいけません。
だしの香りと味が強すぎ、肉本来の旨みを邪魔します。またポン酢やゴマダレとの相性もよくありません。

ここまで準備が出来たら、お肉をしゃぶしゃぶしていきます。
牛肉しゃぶしゃぶ準備
注意点としては、お湯がぐつぐる煮えたぎるような状態にならないように気をつけることです。
お肉が一瞬で煮えてしまい、本来の味わいを飛ばしてしまいます。

牛肉しゃぶしゃぶ
お肉をしっかりと箸でもったまま、鍋につけていきます。

そのまま、ゆっくりと一回「しゃぶ」します。
そして手首を返し、お肉の反対側をゆっくりと「しゃぶ」します。
しゃぶしゃぶの「ワン・ツー」です。

よくお肉を箸から放して、泳がせる方がいらっしゃいますが、「マナー違反」です。
(あ、私が勝手にそう思ってるだけです。)
お肉を泳がせると、煮えすぎの原因にもなりますし、またお肉を入れすぎることにもなります。
自分の食べる分だけ、一枚をしっかりとしゃぶしゃぶします。

牛肉しゃぶしゃぶのしゃぶ
お肉の色がほのかなピンク色になったら、絶好のタイミングです。

牛肉しゃぶしゃぶ・ごまだれ
ごまダレにつけてお召し上がりください。

ポン酢とこまダレはご自身の好みで変えていくと良いと思います。

私のお勧めは、
牛肉→ごまダレ
豚肉→ポン酢
です。

豚肉のうち、豚肩ロースはポン酢よりもごまダレがあいます。
目をつぶって食べるとこれ牛肉?というような錯覚が起きます。
豚肩ロースは味が濃厚で、もっともお勧めするお肉です。

野菜しゃぶしゃぶ
ある程度お肉を堪能したら、いよいよ野菜を入れていきます。
ニンジンや大根はピーラーでスライスしておくと、茹で上がりも早く、食べやすいのでお勧めです。

しゃぶしゃぶ秘儀
これが秘儀・「ローリング・ベジ」。
(あ、秘儀でもなんでもないです。)
肉と野菜のおいしさを同時に味わってください。

灰汁取り
上質なお肉自体からはさほどでませんが、やはり灰汁はしゃぶしゃぶにつきもの。
必要に応じて取ってあげると、おいしいしゃぶしゃぶが召し上がれます。

さてしゃぶしゃぶ講座は以上で終了です。
今晩はしゃぶしゃぶを愉しんでみませんか?