驚異のジンギスカン-人々を惹きつける5の法則

今夜はジンギスカン!
ジンギスカン!と聞いて「ジ、ジ、ジンギスカーン!」と口ずさんでしまう方、お気をつけください。お歳が分かります。私よりちょい上ですね。

それはさておき、暖かくなると食べたくなるのが焼肉!ですね。
花見のシーズンがやってきます。今年はジンギスカンで花見酒もおつなのでは?

そんなわけで今回はジンギスカンのおいしい召し上がり方をご紹介します。

ジンギスカンは羊肉を使用します。日本に流通する羊肉はほとんどがオーストラリア産、ニュージーランド産です。今回はニュージーランド産のラム肉を思い切って厚切り(5-6mm)にしてダイナミックなジンギスカンにしてみました。

法則1:マトンよりラム?
羊肉は年齢に応じてラム→ホゲット→マトンと呼ばれます(NZ産)。ラムは肉質もやわらかく臭みがありません。しかし若い分味わいにかけるかもしれません。マトンはうまみが増す反面、固さ・臭みが出てきます。どちらが良いかはあなた次第です!

ラム肉漬け込み
まずはラム肉に味を漬け込みます。

肉1Kgに対して、
焼肉のタレ 400cc
コチュジャン 大さじ1~2
すりおろしにんにく 大さじ1
いりごま 小さじ1
をまぜ、揉みこみます。

法則2:漬け込むのは30分くらい
根拠はまったくありません(笑) 常温で30分ほど漬け込めば、ほどよく肉にタレがつかり、また肉の冷たさがとれ、焼きごろとなります。直感です。

もやしは命
そして野菜を準備します。
もやし、キャベツ、にんじん、たまねぎ、ピーマンなどを食べやすい大きさに切ってください。

法則3:もやしは良いものを大量に
ジンギスカンにぴったり合う野菜は「もやし」です。肉汁の染み込みもよく、お肉との相性ばっちりです。
しかも大量に消費します。普段より良いもやしを用意しましよう

鍋も大切
お肉と野菜の準備ができたら、コンロに鍋をセットして脂を塗ります。

法則4:ジンギスカン鍋じゃないとだめ?
だめなことはありません。ホットプレートでも十分です。ただ鍋の形状から丸い天辺の部分でお肉を焼き、その肉汁が周りの野菜と程よく絡み合って焼けていく姿は素敵です。鍋は使えば使うほど、味わいがでます。また専用鍋自体の雰囲気が場を盛り上げます。

まずは野菜
鍋の周囲のまず野菜を置いていきます。どんな盛り方でもいいですが見た目の美しさも重要です。

次にお肉
次に鍋のてっぺんの部分にお肉を乗せていきます。

お肉を焼きましょう
お肉が焼け始め、周りの野菜に肉汁が染みわたるのがわかります。香りも抜群です。


とりあえず動画!(*一部雑音申し訳ないです)

さあ召し上がれ!
お肉が十分に焼けたら、存分にお召し上がりください。

法則5:焼きすぎに注意
もやしは焼きすぎると風味が逃げます。お肉の焼けるタイミングと野菜の追加に細心の注意を!

これから「クッパ」の話をしよう 牛テールを楽しむためのレシピ

今回は
腰に手をあてぇおしりふりふりぃ みんなで食べよう しっぽのスープ
の番外編です。
残ったテールスープでクッパを作っていきます。
(*最後にテールスープが無いときにクッパを作る方法を書いています)

テールから肉をはずして、肉は別の皿によけておきます。
テールスープを鍋に入れます。
テールスープ

スープにニンジン、大根を入れ煮込んでいきます。
*このほかに、椎茸などを入れてもおいしいです。

野菜がやわらかくなったら、別の皿によけてあった肉を入れます。

砂糖、醤油、酒で味付けをします。お好みの味に整えてください。
分量は砂糖:醤油:酒=1:1:1が目安です。

味が決まったら火を止めます。
溶き卵を流し込み、蓋をして20秒ほど蒸らします。

クッパスープ完成
こんな感じに仕上がったら完成です。

ご飯に盛り付け
あったかいご飯(炊きたてより温めご飯がベター)に盛り付ければ完成です。

糸唐辛子でアクセント
コチュジャン、キムチなどで味を足してもおいしいですよ~。

さあ召し上がれ
さあ召し上がれ^^

テールスープが無い場合には鶏がらだしのスープ、肉にはうす切り肉を短冊カットしたものを使ってもおいしく作れます。
一度お試しください。

腰に手をあてぇおしりふりふりぃ みんなで食べよう しっぽのスープ(牛テール)

テールスープ近影
今回はテールスープです。もちろん牛テール。
牛テールやほほ肉といった煮込み用として人気で、冬場になるとすぐに売切れてしまいます。

しかし・・・・夏はまったくといっていいほど売れません!
夏場にどうしてもあまるテールをスープにして、暑い中食べています(笑)

なので、私はテールを使った料理を冬に作ったことがありません。
(どうでもいいですけど)

でもやっぱり寒い夜に食べたい~ということで今回作ってみました。

牛テール
牛テールを購入したら、周りの脂を除去し、関節にそって切り分けていきます。
まあ、ここは普通お肉屋さんがやってくれると思います。

牛テール流水で洗う。
牛テールスープの肝は、テールからじっくり血を抜くこと。水に浸け、流水で血抜きをしていきます。
表面についている汚れもしっかり落とします。
血抜きを怠ると、半透明のきれいな白濁したスープにはなりません。
30分ほど血抜きしたら、一旦テールをざるに上げます。

牛テール下処理
テールを鍋に入れ十分な量の水を入れます。
そして一旦沸騰させます。灰汁や脂が出てくるので丁寧にとっていきます。
沸騰して5分ほど煮込んだら、ざるにテールをうつして、最後の下準備をしていきます。

牛テール下処理続き
ざるにあげたテールを水洗いしながら、力をいれ、血抜きをしていきます。
ここでしっかり血を絞っておくと、きれいな色のスープになります。
*血が飛び出す場合がありますのでご注意を。

牛テール煮込み
血抜きの処理が終わったら、きれいな鍋に十分な水を入れます。
そこにテール、ねぎ(根深)、にんにく2片、しょうが2かけを入れて煮込んでいきます。

灰汁と余計な脂を取りながら、水が減ったら足していきます。
4時間ほど煮込めばお肉は柔らかくなります。

*蓋をしないまま煮込むと透明なスープになるようです(聞いた話)

今回はまた真空調理器を使いました。
30分ほど煮立てて、灰汁と脂をとったあと、真空調理器へ。あとは8時間ほどほったらかしです。
*真空調理器に鍋を入れる前に、ネギ・しょうがは取り出します。

牛テール白濁スープ
半透明な白濁スープが完成しました。すでにお肉はトロトロになっています。
これに塩で味付けをしていきます。
塩はスープの量にもよりますが、味を見ながら足していってください。
うすめの味付けにしておいて、後は召し上がる方のこのみで、塩を足していけばよいとおもいます。

最後に、塩コショウで味を調え、ごま脂をさっと振れば完成です。

牛テールスープ完成
最後に白髪ネギ、糸とうがらし、いりごまをそえて。

寒い冬には、芯からあったまります。夏場は夏ばての滋養強壮に。

ぜひお試しください。

次回、残ったテールスープから、クッパを作っていきます^^