色の基本~PhotoshopCS5&IllustratorCS5

中小企業診断士試験の科目の中に「運営管理」というものがあります。
この運営管理の中で、「色の3要素」、「色相環」とうものを学習します。
私の場合これがいままでなんなのか、まったくといって理解できていませんでした。

「RGB」は聞いたことある。「CMYK」って何?状態だったのです。

ところが、最近IllustratorやPhotoshopで、Webページや、店頭のPOP、DMを作成するようになってから、ことの重要さを理解しました。

そう、まさに業務に必要不可欠な知識だったのです。

(*画像はすべてAdobe CS5のヘルプから拝借)。
RGBとはRed(赤)、Green(緑)、Blue(青)の3色の光。これをすべて使用すると、「白」になる。光の話だから、デジタルにあう。Web用(と理解)。
このRGBそれぞれの強さを微妙に変えながら、いろんな色を出していきます。


CMYKはシアン、マゼンダ、イエロー、クロ?の4色。絵の具の話。だから印刷物にあう。POPやチラシ、DMなど。そういえばCMYKってプリンタのインクの種類といっしょですよね。納得納得。
そしてRGBとおなじく、CMYKもそれぞれの色の強さを変えながら、いろんな色を出していきます。


RGBもYMCKも基本同じ。上記の色相関を参考に混ぜ合わせると、望みの色に近づいていきます。

これを知っていると、「トーンカーブ」という機能がとたんに使いやすくなります。全体を明るくしたり、赤みのみ足したり、青みを抜いたり。

ちなみに色の3要素は上記の「色相」、「明度」と「彩度」です。
「明度」には白から黒の無彩色の明るさのことです。(*有彩色にも明度はあります)。
明度を徐々に変化させていくとグラデーションができあがります。
「彩度」は色の鮮やかさの尺度です。つっこまれると答えられないのでこの辺で。

*追記
上記の色相、明度、彩度はHSB 【 エイチエスビー】モデルと呼ばれているそうな。
Hue=色相・Saturation=彩度・brightness=明るさ の略。

この色の知識知らなくても生きてはいけますが、知ってるとほんとう役に立ちます。

ほっぺとしっぽがあまって大変なのです。

前回ご紹介した牛の内臓肉
牛の内臓肉を紹介するよ その1
牛の内臓肉を紹介するよ その2

毎回毎回一頭分仕入れるのですが、これをきちんと売りさばくのにはやはり苦労します。

まず、小腸とシマ腸は基本的にいつも足りません。夏は焼肉。冬は鍋。年中人気商品です。
この小腸を基準に仕入れをおこなっています。

そこで問題になるのが、牛テールと牛ホホ肉。
この2つは煮込み用商材として、冬場は足りないくらいに売れるのです。
問題は夏場。値段を結構安くしても、お客様は目もくれません。

そこで、とりあえず当店では煮込みます!一日中煮込みます!
夏場はこのテールとホホ肉は、在庫評価額0円(タン・マクミなどの評価額を上乗せ)にして、ミートソースやカレーなどの商品を作ります。

牛テールと牛ホホ肉の煮込み

牛テールと牛ホホ肉の煮込み中

なので当店に限って、煮込み料理は「冬」ではなく「夏」の料理・・・・
でも上質な国産牛肉のホホとテールで煮込んで作る料理はものすごいコクがあり最高です。

気分によってミートソースになったりカレーソースになったりしますが、6月中旬くらいから当店のCafe’小邦寡民でお召し上がりいただける予定です。

「おしりとほっぺのカレーライス」 安部さんの放飼いどりの卵とサラダ付き
「おしりとほっぺのミートソースパスタ」 サラダ付き

注意!! まだお召し上がりいただけませんよ!詳しくは小邦寡民のブログをチェックしつづけてくださいね。

米国産牛肉の価格下落、豪州産に近づく 輸入量も増える

日本経済新聞社Web刊
米国産牛肉の価格下落、豪州産に近づく輸入量も増える

たしかに最近アメリカ産の値段(肉屋仕入れ値で)が落ちてきたような気がします。
パストラミが900~1000円前後/kgで仕入れられるし、ハンキングテンダーも700円/kg、アウトサイドも1300円~1500円付近で安定しています。
同等の値段だとやはりUS産をえらんでします。

外国産の牛肉で最近気になるのが、牛丼の「すき家」。
まったく私の想像ですが、以前は赤身(チャックロールかブリスケット)を使っていたような気がします。
脂身は少なく肉感はあったのですが、出汁に牛肉の味がなく、ただ砂糖で甘いだけの牛丼でした。

しかしながら最近は、ショートプレートのような肉片が多くなっていて、出汁に牛肉の旨味・甘みがでている感じがします。産地がUSかオーストラリアか分かりませんが。
*すき家さん間違ってたらごめんなさい。

この時点で、私の牛丼ランキングは、すき家が吉野家を抜いてしまいました。

ま、どうでもいいことですけど。

US産、オーストラリア産の牛肉については、下記をご参考ください。
外国産を知らずして、嫌うなかれ!

でも外国産が値下がりして喜ぶのは、外食産業ばかり。
当店はほとんど外国産使わないから・・・